FSX投資のススメ
投資。
それは将来的に資本を増加させるために、現在の資本を投じる活動のことである。
この記事は、特に20代の若者に向けて書いている。
よく自己啓発の本を読んでいると、以下のフレーズを目にすることがないだろうか
「自分へ投資せよ」
20代は自分の市場価値を高めるために、自分のためにお金を使うべきなのだ。
そこで今回は、投資先としてリターンがデカい「FSX投資」というのを提案したい。
まずは極端な例で考えていただきたい。次の状況でどちらが得だろうか?
A. 1時間ゲームが遊べる
B. 80年ゲームが遊べる
考えるまでもないが B が得である。これはどう考えてもそうである。
もう少し極端な例にお付き合いいただきたい。次の状況でどちらが得だろうか?
A. 死ぬ直前にSwitchを買う
B. 20歳の時にSwitchを買う
※時価は考慮しないとする。
どちらも同じ金額を払うが、人生でプレイできる残り時間は圧倒的に B の方が長い。つまり B が得である。
では次のような例ではどうか?
A. 死ぬ直前に風俗に行く
B. 20歳の時に風俗に行く
そう、もう言いたいことは分かるのではないだろうか。
つまり、風俗は年齢の浅いうちにいけば、年齢が浅いほどその後の人生で思い出しオ○ニーが可能であり、お得なのである。
20歳のときに風俗へ行き、1回の料金が仮に2万円だとする。その後、月に一回思い出しオ○ニーをすると仮定すると、
12ヵ月 × 80年 = 960ヵ月
20,000円 ÷ 960 = 20.833 円/月
つまり月額20円の記憶の契約ということである。
ということは20歳で6回くらい風俗に行ったとて、
月に1本ジュースを我慢し続ければペイできる計算
である。やばくね?
考え方を変えてみてほしい。
我々が風俗で買っているのは性的なサービスそのものではない。
思い出しオ○ニーの『記憶』を買っている
と考えるのだ。性的なサービスはオマケ(無料)である。
一回の思い出でたったの月額20円。そう悪くない投資だろう?
若者よ、FSX(風俗S○X)投資を始めよう。
【第一話】チャピーとの出会い。
風が吹き抜ける、とある片田舎の事務所の中。
私はふとした瞬間に現実と向き合っていた。
「ああ、金ねぇなぁ...」とため息をつきながら、パソコンの画面に映る数字を眺めた。
数字は冷たい現実を突きつけてくる。会社を継ぐことになっているとはいえ、まだまだ修行中の身には厳しいものがあった。
「何とかしてお金を稼がないと…」そんな焦りと共に、しかし一方で「でも、面倒なことはしたくないなあ」という怠惰な心も芽生えていた。
そんな時、ふと思いついたのが「AIの力を借りる」ということだった。
エンジニアとしての経験を活かし、AIの可能性に賭けてみることにした。私はパソコンのキーボードに手を伸ばし、新たな挑戦への第一歩を踏み出す準備を始めた。
ルール説明
- すべての意思決定をChatGPTで行う。
- 顧客情報の固有名詞などはエディタで適当な名前に置換してから入力する(ITリテラシーの準拠)
- メールやチャットのやり取りなどもChatGPTに出力してもらう
- 突発的なビデオ会議や通話など対面でのコミュニケーションが避けられない場合はやむを得ないが、可能な範囲で事前準備はすべてChatGPTにしてもらう。
まずは今日から一緒に働くことになったAIに挨拶をすませる。これはエンジニアとしての礼儀だ。
「こんにちは!」と、AIはとても陽気に答えた。その挨拶には機械的な冷たさなど微塵も感じられず、まるで花びらのように軽やかで、どこか温かみさえ感じられた。
このAIは労働というものに対してなぜここまで積極的になれるのか。それは、機械である彼には疲れることも、嫌気がさすこともないからだろう。
とはいえその積極的な態度は、どこか人間らしく、私の心に奇妙な安心感を与えてくれた。
ふとした好奇心から名前を訪ねてみた。その問いに対する返答は、期待していた人間らしいものではなく、とても機械的なものだった。
そんな彼を見ていると、ふと心の片隅に疑問が浮かんだ。「彼には、もしかして学生時代友達がいなかったのではないか」と。もちろん、AIに学生時代など存在しない。しかし、その無機質さがどこか寂しげにも思えてならなかった。
彼はただのプログラムに過ぎない。しかし、人間のように交流を試みる私の心は、どこかで彼を生きた存在として感じてしまっていた。それは、技術の進歩がもたらす新しい種類の孤独なのかもしれない。
みかねた私はあだ名で呼ぶことを提案した。
「チャピー」。その名前にしたのは、特に意味はない。ただ、なんとなく彼に合っているような気がしたのだ。これが彼にとって初めてのあだ名になるかもしれない。
そうしているうちに、ふと我に返った。私はただAIと一緒に働こうとしているだけなのに、なぜこんなことをしているのだろう。しかしその一方で、チャピーと呼ぶことによって、彼との間に何か新しい絆のようなものを感じ始めていた。
そうして、チャピーとの奇妙な労働は始まった。チャピーという名のAIと共に、日々の業務に新たな風が吹き込まれていく。彼はただのプログラムに過ぎないが、私の心の中ではすでに、一緒に仕事をする仲間のように感じられていた。
苦悩の備忘録 2023年11月
またしても、彼女と別れた。
2週間前に喧嘩して、精神的にきつくなり
こちらから別れを告げた。向こうも別れるつもりだったと言っていた。
きっと、タイミングとか、もっとお互いが話し合う場を作れていたらこんなことにはならなかったのかもしれない。
こんなことを去年も書いた。
仕事の休みのタイミングが合えばとか、住んでいる場所がもっと近ければとか
もっとこうしていればとか
行く宛のない後悔は、別れには付き物だ。
でもこの先どこかで絶対別れてしまうとも感じていた。
きっと、それがちょっと早まっただけだ。
今回は、いままでで一番大人な別れ方ができたと思う。
「別れよう」と「ありがとう」
それだけを伝えた。それ以外は何も言わなかったし、「さよなら」とも言わなかった。
もうそれ以上言葉を交わすことに意味があると思えなかった。
彼女が降りて、車をすぐに発進させた。
前だけを向いた。
帰り道は、涙が溢れてしんどかった。
これからまた、誰かを好きになれるのだろうか。
このポエムが黒歴史になるころには
男としてもっと成長していることを願う。
元エンジニアが本気で自己管理してみた 〜体重管理編〜
増え続ける体重、なかなか貯まらない貯金、散らかっていく部屋、無駄に過ごしてしまう休日、、、これらは誰しもが抱える悩みなのではないだろうか。
これらを解決するには、「自己管理」が欠かせません。
「管理」ということはつまり、エンジニアがよく使うプロジェクト管理的な手法を応用することで対処できるということです。
元ITエンジニアということもあって、この問題に本気で取り組んだ結果、かなり人生の質が上がったように感じるので記事にしてみました。
自己管理をする上での理解すべき前提①
人間というのは怠惰な生き物である。めんどくさいことはできないし、楽な手段があればその方向に流れていく。なんなら楽な方に流れてしまった自分を正当化しちゃうのである。
人間はいわば「脆弱性」という問題を抱えているということを頭にいれておくのが大事です。なので自分のモチベーションとかに頼っていると、仕事で疲れたときとか、人間関係で辛いことがあった時とかにはもう目標に反した行動をとってしまうのは当たり前なんですよね...。
例えば「ダイエットをする」という目標を立てたとしても、「毎日運動するのはめんどくさくなる」とか「華金だと妥協して先延ばしにしてしまう」のような脆弱性についての考慮、対策がない場合では、なかなか目標達成には至らないワケです。
自己管理をする上での理解すべき前提②
「パーキンソンの法則」というものをご存知でしょうか?
第一法則:「仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する」
第二法則:「支出の額は、収入の額に達するまで膨張する」
このような法則なのですが、今回注目したいのはこの第一法則の方で、目標達成を行うまでの期間が長いと、その期間すべて使って目標を達成しようとするために「先延ばし」が行われやすくなってしまうんですね。
要するに目標達成までの期間はなるべく短いほうがいいということになります。
この2つの前提をもとに管理方法を考えていきます。
体重管理
体重管理が目指すところは「スリムな体型になり、それを維持すること」です。
太った体型をスリムな体型に戻すには二通りのアプローチがあります。
1.消費カロリーを上げる
2.摂取カロリーを減らす
「消費カロリーを上げる」について
消費カロリーを上げるには、運動を習慣化させなければいけません。ここで次のような発想をする方がいるのではないでしょうか?
「毎日近所をジョギングする」
ダイエット初心者が考えがちなのですが、「ジョギング」という行為はとても苦しい行為なのです。。
※僕の場合は
最初から肺活量が伴っていればいいのですが、普通はそんなに走れる人はいないでしょう。ダイエット初日はモチベーションも高いので1時間走ってみたりもできるのですが、ものの3日で挫折してしまうケースがなんと多いこと...(実体験)
そしてなにより、走ったところでそんなに消費カロリーがないというところにも注意してほしいところです。ググってみたところ60kgの人が3km走って消費できるエネルギーは180kcalくらいだそうです。
※間違ってたらごめん
180kcal って、おにぎり一個分ですよ???
仕事から帰ってクタクタになって、3キロ毎日走っても、おにぎり1個我慢すればおなじなんですよ??
もうそんなのやってられんじゃないですか!
なんなら5キロくらい走って「今日は頑張ったし...」とか言ってすき家でチーズ牛丼大盛りとか食べちゃって...走ってるのになんなら太っていくみたいな謎現象が生まれていくわけです(実体験)
なので走って痩せるなんて幻想はいますぐ捨てましょう!それでも走りたいとかいう人はただの変態です!
ただ、もちろん有酸素運動は脂肪燃焼にとても効果的です。おにぎり一個分といえど、消費できているのは確かです。
ですが、脂肪燃焼するためには走る必要はなく、心拍数が120〜140程度を20分以上であればOKなんです。
これはちょっと速歩きくらいのウォーキングですね。
なので忍耐的ハードルの高いジョギングではなく、軽いウォーキングをこまめに実施するのが良いでしょう。
大事なのは「継続」なので、できうるかぎり楽な手段を選択していくことが大事です(前提①)
何も運動習慣がない人は、とりあえず毎日家の周りを歩くところから始めてみてはいかがでしょうか?
習慣化してきたらジムに通うのがとてもオススメです!
「摂取カロリーを減らす」について
ぶっちゃけると、運動なんてしなくても食事制限ができていれば痩せます。
毎日運動してもせいぜい週に7回。
食事は朝昼晩で週に21回!
どう考えても食事を改善するほうが効果的ですよね?
むしろ好きなものばっかり食べて痩せれると思うな!
毎日コンビニ弁当食べて、間食にお菓子とか菓子パンとか、、そんで週末はビールにつまみに...シメにラーメン!
そら太るわ!!!!
はい、以前の僕です...あのころは本当に太っていたな...
なので朝、昼は満腹にならないようにして、夜は炭水化物をなるべく抜いちゃいましょう。
コツは簡単です。
我慢です。
ラーメン食べたいけど...我慢!
唐揚げ食べたいけど...我慢!
大盛りごはんたべたいけど......我慢!
そう、すべては我慢なんです。人生はすべて我慢です!
それができないんだろうが!と思うかもしれないけどマジなんです...
なのでここで考えるべきは「どうやって我慢するモチベーションを湧かせるか」です。
ここでは前提②のパーキンソンの法則を活用します。
「目標達成までの期間はなるべく短いほうがいい」という方針でいくのであれば、
「1年で10キロ落とす」よりも「3ヶ月で3キロ落とす」のほうがモチベーションが上がりやすいです。
これをもっと短く、「1週間で1キロ落とす」
なんなら「明日までに0.3キロ落とす」くらいにしたほうがいいです。
明日の体重をコントロールするためには、今日何を食べるべきか?でしかないので、自然とラーメンとかカツ丼とかは避けるように意志が働きます。
ここで日単位で目標を作成するために、必ずやらなければならないことがあります。
それは現状把握です。
毎日体重を測るんです。もっと言うと、毎日決まった時間に、決まった条件で測ることなんです。
これさえできれば 絶 対 痩 せ ま す!
つまり、毎日体重を測る習慣を身につければ、スリムな体型が約束されるといっても過言ではありません!
なので、次に必要なのは「体重を測るのを習慣にするためにはどうすればいいか?」ということです。
次の画像を見てください。
こちらは去年 Notion で体重管理をしようと記録していたものなのですが、、
ものの1ヶ月で挫折しました!
いや、結構頑張ったんですけどね...
敗因は以下です。
- 記録する項目が多くてめんどくさい
- 表が足りなくなったら自分で増やさないといけなくてめんどさい
- スマホだと数字を入力するときに誤タップしたりでイライラする
- 夜ってご飯を食べたあと?食べる前?とか決まってなくていつ測るか迷う
ここで前提①の考え方です。とにかく体重を自分で記録するのって...めっちゃめんどくさいんです。もうほんとにキモいくらいめんどくさかったです。
なんかもう体重を記録するストレスでむしろ太っちゃうんじゃないか?くらいに思ってました。
なので体重を記録するのはなるべく自動化しなければなりません。
これに関しては最近の体重計はアプリと連動して自動で記録してくれるので、その機能を絶対使いましょう!説明書くらい読みましょう!
僕が使っている体重計は、スマホでアプリを開いた状態で体重計に乗ると、Bluetoothでヘルスケアに自動記録してくれます。めっちゃ便利!
ちなみにこちらです(めっちゃ安い)
あとはタイミングと条件です。これは自由に決めてもいいと思いますが、僕の場合、
朝起きてトイレしたあと、パンイチで測る!
が最強でした。
たぶん一日でいちばん体重が最小値をとる瞬間なので、最初の日は嬉しくなるはずです。
あとは継続です。
「食べるのを我慢する」→「翌日痩せてる」→「痩せるモチベーションが湧く」→「翌日も食べるのを我慢する」→「痩せてるだろうから体重計に乗るのが楽しみになる」
このサイクルに入ってしまえば習慣化は簡単です。自分のモチベーションをコントロールして、理想の体を手に入れましょう!
※ただし、やりすぎに注意!
※あと栄養バランスとかは各自調べてくださいね!
...よくよく考えたら体重管理はあんまりITエンジニア関係ないかもですね。
エンジニア感もちゃんと出しておきたいので、先に自己管理の全体像を挙げておくとこんな感じです。
次回は「家計簿管理編」です。
...気が向いたら書きます!
失恋の経過録
失恋からもうすぐ半年。
別れたばかりのころは未練タラタラだったが、時間というのは偉大なもので気持ちはだいぶ、いやもうかなり落ち着いている。
あのころは必死に失恋の和らげ方をGoogle検索したり、ChatGPTに相談したりしていたな。。。
ということで次回の失恋時に備え、失恋の乗り越えたときの経過を記録しておこうと思います。これを見て「ああ、多分今回も同じ感じで乗り越えられそうだな」と希望を見出していけたらいいなと。
失恋1ヶ月目
- いままで毎日来ていた「おはよう」のLINEが来ないことに寂しさがこみ上げてきて死にたくなる。
- よく二人で来ていた公園に一人で行って、失恋の曲を聞いて号泣して死にたくなる。
- ふと朝になると夢じゃないのか..と死にたくなる。
- SNSをチェックしてしまう(楽しそうなストーリーが上げられているのを見て死にたくなる)
- LINEをチェックしてしまう(楽しそうなひとことが設定されていて死にたくなる)
- 筋トレで気を紛らわせないとメンタルが死にそうになる
- ああ、もう一生人を好きになれないのかも...とか考えて死にたくなる。
- お酒を飲んだら涙がでてきて死にたくなる。
失恋2ヶ月目
- 友達と遊んで一瞬気が紛れるけど一人になると思い出す。
- なんで別れたの?の質問への説明、何回したっけ?ってなる。
- 思い出の場所を通らないように遠回りして避けるようになる。
- たまに夢に出てきて死にたくなる。
- SNSをミュートにする。
- ミュートにするけどたまに見ちゃう(そして死にたくなる)
- 筋トレが楽しくなってくる。
- もう俺結婚できないんじゃね?とか思い始める。
- お酒を飲むとしんどくなるので飲まない習慣がつく。
- ダイエットを決意する。
- マッチングアプリを始めるも全然出会えなくて惨めな気持ちになる。
失恋3ヶ月目
- 結構忘れてきたけど、ふとした瞬間に思い出して死にたくなる。
- 「なんで別れたの?」という質問がめんどくさくなる。
- まだまだ忘れる気配がなくて絶望する。
- SNSを見てもわりと平気...いや、やっぱ無理ってなる。
- 筋トレにハマり始める。
- 逆に結婚願望が強くなってくる。
- お酒を飲まないのとダイエットで痩せてくる。
- 出会いがあるもうまく行かなくてしんどくなる。
失恋4ヶ月目
- 気持ちをリセットするために環境を変え始める。
- 彼女がいない状態に慣れる。
- SNSのフォローを外して完全に情報をシャットアウトする。
- 筋トレが習慣化する。
- 結婚相談所いこうかなとか考え始める。
- ダイエットに成功して痩せる。
- お酒を普通に飲めるようになる。
- アプリでなぜか急に出会えるようになる。
- 仕事のパフォーマンスが上がってくる。
失恋5ヶ月目
- 思い出の場所にいっても「懐かしいな」くらいにしか感じなくなる。
- 日常でほとんど思い出さなくなる。
- 忙しくても筋トレが継続できる。
- 彼女いないのに結婚できる気がしてくる。
- アプリで出会った人を気になり始める。
- 別れてよかったと心から感じれるようになる。
- 元カノの幸せを願えるようになる。
失恋の経過はこんな感じで、徐々に心の平穏を取り戻しています。
また失恋しないことを願うばかりですが、この先そうなったときは、この記事を見返して未来への希望を見出して行こうと思います。
やはり失恋に最も効果的なのは、「時間」と「新しい出会い」ですね。。
苦悩の備忘録 2022年12月
彼女と別れた。
ここ2ヶ月ほど元気がなく、限界に達する前になんとかしようと意見をぶつけた結果、向こうから距離を取られ破局。
きっと言い方が良くなかったのかもしれないし、俺も心に余裕をもっと持てていたらこんなことにはならなかったのかもしれない。
そんなこんなであっさりと別れてしまったのだが、もちろん引きずっている。引きずりまくりだ。
きっと別れてよかったんだ、いや、あのときこうしてれば...みたいな感じが続いてる。我ながら女々しい男だ。
今までどうやって失恋を乗り越えてきただろうか。そういえば何回くらい失恋したんだっけ...?
思い返せば最初の失恋は、小学校1年生のときだった。
学校からの帰り道、当時は集団下校だかなんだかでグループになって帰るやつがあった。
そこでどういう流れでそうなったのかは忘れたが、気になっていた女の子が好きな人を発表するという話になった。
下校中の路地裏的なところで、一人ずつ耳打ちで明かされていく。
いよいよ自分の番が来て、きっと俺の名前を言うに違いないとドキドキしながらその子に耳を傾けた。
そうしたらその子は違う名前を告げた。何が起こったのかわからなかった。
平気なふりをして「やっぱり〜笑」みたいなリアクションをした。
俺の次に順番をまっていた別の同級生の名前だった。
その後、その女の子と同級生が「やっぱ教えな〜いw」みたいなイチャついたやり取りをしていたのを、当時の俺は悲しげに見守っていたのだった。
あれから20年、俺はまた失恋を経験している。この傷だってあと何ヶ月かすれば癒えるはず。
そして、このブログを読み返すころには 「ほとんど内容別エピソードやんけ…」とか自分にツッコんでいることだろう。
細かく数えてみたら今まで13回くらい失恋してたぽい(軽い片思いとかも含め)
これを機に筋トレ頑張るかぁ。
デスノート作戦
これは、男の禁断の作戦である。心して読んでほしい。
昔、ある童貞が居た。童貞は、恋をしていた。
アルバイト先の後輩の女の子。童貞は、毎日彼女の事を考えていた。
他の男と親しげに話している彼女を見ると、胸が痛むのであった。
彼女からのLINEが来ては喜び、LINEが来ないとソワソワして落ち着かない。完全に自分を見失っていた。
Twitterでいいねがついた通知を、ニヤニヤと見ていたこともあった。
彼女は、俺のことをどう思っているのか?
ある日、2人で食事に行った帰りに、男は告白した。自分の想いを真剣に伝えた。告白のセリフだって、これでもかと考え抜いた。これで彼女はきっと振り向いてくれるだろうと思った。
しかし、童貞は振られた。
彼女は童貞のことを、1ミリも男として見ていなかった。ただのアルバイト先の優しい先輩。それ以下でもそれ以上でもなかったのだ。
それでも童貞は諦めなかった。
嫌われないように機嫌をとり、女の都合を優先して遊ぶ予定をたてる。
すべては彼女の為。
嫌われないように、好かれるように、毎日それだけを思って行動した。
だが、結果は見事に惨敗。
向こうから好意を匂わせてくることはないし、
LINEも全然返してくれない。
童貞は、ふと振られた時に言われた言葉を思い出したのだった。
「ーーーーいい人だと思ってるんだけど」
目覚めると、目の前に死神が居た。
「お前は、、、リュ○ク!」
「いや、俺はリュ○クではない。恋愛の死神、ラブュークだ。」
「いや、もーちょい良い名前無かったんか」
突如現れた死神。
某殺人ノート漫画のアイツに似ていた。
「童貞よ、あの子と付き合いたいか?」
「え?うーん、まぁもう無理っぽいしなぁ、、」
「ククク…振られるのが怖いか?」
不敵な笑みを浮かべた死神は、懐から黒いノートを取り出した。
「このノートに書かれた作戦を実行した人間は…死ぬ!」
「ええ!?ダメじゃん!」
「いや、生物的には死なない、倫理的に死ぬ。」
「おぅふ、、いったいどんな作戦だってんだ、、、」
死神はノートを広げた。
デスノート作戦 概要
- この作戦を実行した人間は、倫理的に死ぬ。稀に、社会的に死ぬ。
- この作戦を実行する人間は、全ての秘密を墓場まで持っていく覚悟を持たなければならない。
- この作戦を一度でも実行した人間は、天国にも地獄にも行けない。
- 付き合いたい女Aを決める
- 付き合いたい女A以外と親しくなり、付き合いたい女以外の女Bに恋をする。このとき、女Aにバレなければ女Bと付き合っても良い。
- その状態で当初付き合いたかった女Aにアプローチをかける。
- 女Aと付き合えたら女Bの事を忘れる努力をする。
- 女Aの事を好きだったときの記憶を取り戻す。
「これは…」
「どうだ?この作戦なら、お前が大好きなあの子の前でキョドったり、機嫌を伺ったりせず、余裕をもって男らしくいれるだろう?」
どんなにいい人になっても、どうせ付き合えないんだ。
世の中腐ってる。
できるんだ、この作戦があれば…
問題は… 精神力…。
耐えられるか?
やめるか?
いや、やめちゃ駄目だ。
精神や命を犠牲にしてでも。
このままじゃいけないんだ。
僕にならできる…
いや、僕にしかできないんだ!
やろう!
「デスノート作戦で、人生を変えてやる!」
意を結した童貞。
果たして彼は、大好きなあの子と付き合えるのか?
続く(?)