AMATA LIFE

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苦労の備忘録 「3年目の苦悩」

 

 

 

苦労の備忘録。

こいつを書くのは三度目だ。

 

 

 

これを書いている主な目的は、いつか振り返ったときに、

 


「ああ、あのときの悩みはちっぽけなことだったな」と思い返し、

 


苦労なんて長い目で見れば小さいことだ、と自分に言い聞かせ、

新たな挑戦を前向きに捉えることができるようにと始めたものだ。

 

 

 

 


新人のころは資料作りに追われ寝不足になり、

二年目の新人教育のときは上司と新人との板挟みに悩み、など

 


振り替えるとやはり、「あ〜、あのときは深刻に悩んでいたなぁ」と鼻をほじりながら思い返すことができる。

 

 

 

そんなこんなで今。

俺はいったい、どんな苦労をしているのかというところなのだが、、

 

 

 

、、苦労していることがない、という苦労をしている。

 

 

 

 

 

 

過度な残業をするほどのタスクもないし、

職場にため息と白髪だらけのイライラしている上司もいない。

 


これまでの自分が横にいたら、涙を流して俺の状況を羨ましがってくるに違いない。

 

 

 

 


もちろん多少の残業はあるが、ほぼルーチンワークと化したタスクを片付けるなんて朝駆けの駄賃である。

 


他の人を手伝わなくてすむよう、うまくタスクを調節ながら、ぬるりと退勤する。

 


程よい仕事量と、馴染みやすいチームメンバー。

たぶん、幸せというのはこのことを言うのではないか。

 

 

 

そう自分に言い聞かせ、仕事を終える。

しかし、苦しみはここからである。

 


土日に、やることがないのだ。

 

 

 

 


新型コロナウイルスのせいで、居酒屋はまったくあいていない。

 

 

 

こんな状況で、どう人を誘えばよいのか。

「飲みいかない?」の一言を封じられた今、誘い文句なんてものが俺の口から紡がれることはない。

 


なんの予定もない休日。

 


何かをやらなきゃという焦燥感。

 


今日も何もできなかったという喪失感。

 

 

 

 


もう何度、このループをたどったのだろうか。

 

 

 

やっとのことで交わせた約束も、

緊急事態宣言延長という名の悪魔に幾度となく断ち切られてきた。

 

 

 

 


今、人類は試されているのか。

 

 

 

 

 

 

もうすぐコロナワクチンを打つ。

ワクチンで、元の生活に戻れることを心の底から願う。

 

 

 

そして、来年も暇でないことを願う(仕事的にも)。